【現役SEが解説】プログラミング初心者は何の言語から勉強すればいいのかを徹底解説

プログラミング

プログラミングを勉強したいけど、沢山種類があって何を勉強すればいいかわからない。。。

その悩み、お答えします!
◆この記事でわかること
・プログラミング初心者が勉強すべきプログラミング言語
◆この記事を書いた人
・元IT未経験で高卒の元肉体労働者
・現在はIT完全未経験から独学でシステムエンジニアに就職し、エンジニア歴7年目
・知名度の高いプログラミングスクールの現役メンター(講師)

勉強するべきプログラミング言語

プログラミング言語は最低でも700種類以上あると言われています。

そんなに沢山あると、何のプログラミング言語を勉強すればいいの?とわからなくなってしまいますよね。

そんな方のために、人気のプログラミング言語をご紹介します。

人気ということはそれだけ需要があり、身につけることで市場価値の高いエンジニアになることができます。

HTML/CSS

Web系のエンジニアになりたいのであれば絶対に勉強しなければいけないプログラミング言語になります。

HTMLは何ができるのかというと、Webサイトを作ることができます。

CSSは出来上がったWebサイトを装飾することができます。

例えば、文字の色を変えたり、背景の色を変えたりといったことです。

わかりやすい例で言うと、今見ているこのブログもHTMLとCSSでできています。

このようなGoogleやSafariといったWebブラウザで表示するアプリケーションを作成したいのであれば、絶対に勉強するべきプログラミング言語になります。

JavaScript

近年もの凄く人気が高くなってきているプログラミング言語です。

JavaScriptはHTML/CSSと一緒に使うプログラミング言語です。

人気の理由
React.jsやVue.js、Node.jsが登場したことにより、JavaScriptでできるシステム開発の幅が非常に広くなりました。
今までは、Webサイトのような目で見える部分の開発しかできなかったのですが、ボタンを押した時に複雑な処理をするバックエンドの処理もJavaScriptで開発できるようになりました。
更に、ReactNativeを使うとスマホアプリの開発をすることや、TensorFlowを使うことでAIの開発もすることができます。

 

できること
すべてを紹介することはできないので、イメージしやすいものをいくつかご紹介します。
JavaScriptを勉強すると、以下のことができるようになります。
  • Webサイトの作成
  • スマホアプリの作成
  • AIの作成
ポップアップを作成
ポップアップとは、×マークで消せるようなものです。

グラフを作成

Python

人気の理由
Javaのような堅苦しいプログラミング言語と比べると、非常に理解しやすいプログラミング言語です。
開発が楽になるライブラリが豊富で、開発時間が短くなります。
DjangoやFlask・FastAPIといったFrameworkがあります。
できること
すべてを紹介することはできないので、イメージしやすいものをいくつかご紹介します。
Pythonを勉強すると、以下のことができるようになります。
  • Webアプリケーションの作成
  • AIの作成
  • データの分析

PHP

人気の理由
Javaのような堅苦しいプログラミング言語と比べると、非常に理解しやすいプログラミング言語です。
比較的歴史が長いプログラミング言語なので、PHPでできたシステムは沢山あります。
なので、追加機能の開発でもPHPが採用されるので、PHPでの開発案件というのは増えていく一方です。
また、個人でサーバーをレンタルしてブログを書いてる人ならわかるかもしれません、WordPressで採用されている言語になります。
できること
前提条件として、PHPはHTML/CSSが書けないと扱えません。
また、ポップアップやグラフ、アニメーションのような、動きのあるサイトを作りたい場合はJavaScriptも扱えないといけません。
PHPを勉強すると、以下のことができるようになります。
  • Webアプリケーションの作成

Ruby

人気の理由

Rubyは開発者が日本人という珍しいプログラミング言語です。

日本人が開発したということで、ネットで検索したら日本語での情報が他のプログラミング言語に比べて非常に多いです。

また、フリーランスの案件見ると、サーバーサイドでRubyが使われている案件をよく見かけます。

個人的には、まだまだRubyを使ったシステム開発は多いと感じます。

できること
RubyはWebアプリケーションを作成するのに使用されるプログラミング言語です。
なので、、HTML/CSSが書けないといけません。
また、ポップアップやグラフ、アニメーションのような、動きのあるサイトを作りたい場合はJavaScriptも扱えないといけません。
Rubyを勉強すると、以下のことができるようになります。
  • Webアプリケーションの作成

Java

残念ながらJavaは新規で開発するシステムで採用される確率は非常に低くなりました。

理由としては、Javaのサポートを受けるにはお金がかかるようになってしまったからです。

ですが、今まではシステム開発といったらJavaという風潮があったので、追加機能開発といった案件は無くなることは当面ないかと思います。

 

Javaは静的型付け言語に分類され、PythonやPHPと比べると非常に難しいプログラミング言語です。

しかし、Javaができるようになると、他のプログラミング言語も理解しやすくなるというメリットがあります。

できること
Javaを勉強すると、以下のことができるようになります。
  • Webアプリケーションの作成
  • デスクトップアプリの作成(マイクラやテトリス等)

結局何を勉強すればいいの?

まず、なぜ今回JavaScript・Python・PHP・Rubyをメインにご紹介したかというと、今のシステム開発の現場で多く採用されるプログラミング言語だからです。

Googleトレンドで世界的にGoogleで検索されている数をグラフで見てみましょう

約1年間の期間で設定してみた結果になります。

ランキングは以下となります。

  1. Python
  2. Java
  3. JavaScript
  4. PHP
  5. Ruby

上記で紹介した通り、Javaは新規システム開発で採用される可能性は非常に低いので、「0からシステムを開発したい」と思っている方にはおすすめしません。

Rubyは候補に入れる必要がないので、まず最初はHTML/CSSを勉強することをお勧めします。

理由はほとんどのプログラミング言語でHTML/CSSを使うからです。

それが終わったら、JavaScriptを勉強することをお勧めします。

理由は、HTML/CSSだけではボタンを押した時に複雑な処理ができなかったり、ポップアップやグラフ、アニメーションを実装することができないからです。

そうなると、ボタンを押しても何も動かないつまらない画面の開発しかできないからです。

JavaScriptを勉強した後は、PythonかPHPのどちらかになりますが、Googleトレンドの結果を見る限り、Pythonを勉強した方が需要があります。

まとめ

これからプログラミングを勉強する人は以下の順番で勉強するのが良いとご紹介しました。

  1. HTML/CSS
  2. JavaScript
  3. Python
  4. PHP
  5. Ruby

プログラミングを独学で学ぶのは非常に難しく、挫折して勉強をやめてしまう人が凄く多いです。

また、プログラミングを勉強してIT業界に就職したいのであれば、独学で勉強した内容では業務ではほとんど役に立ちません。

役に立たないというのは、参考書や学習サイトの内容ではレベルが低すぎるからです。

挫折しないでプログラミングの勉強をしたい、プログラミングを勉強してIT業界に就職したいのであれば、多少お金がかかってしまいますが、プログラミングスクールに通いましょう。

プログラミングスクールはこれからプログラミングを学びたい人が通うための場所です。

挫折しないための工夫が沢山されています。

以下の記事では私がお勧めするプログラミングスクールを紹介しているので、興味があれば読んでみてください。

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